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1月〜3月期の景気指数はマイナス7・8・・・・九州財務局

 財務省九州財務局の調べによると、熊本県の2023年1月〜3月期景気判断指数(BSI)は前期比6・2ポイント減のマイナス7・8で、5期連続の「下降」超だった。
 BSIは前期と比較した「上昇」・「下降」・「不変」・「不明」などの変化方向別の回答社数構成比から先行きの経済動向を予測する方法。資本金または基金1千万円以上の法人(電気・ガス・水道、金融業、保険業は1億円以上)を対象に調査を実施。回答企業数は129社(回収率99・2%)。
 業種別見ると製造業が同5・4ポイント増のマイナス10・8で、2期連続の「下降」超。食料品製造では値上げによって受注が減少し、包装材や原材料、電気代の価格高騰などで厳しい状況が続いていることなどが影響した。
 非製造業は同10・8ポイント減のマイナス6・5で、2期ぶりの「下降」超。宿泊飲食では全国旅行支援の助成が減額するなどで稼働率が下がった、感染者数が減少したがまだ客足が戻っていないなどの声があった。
 規模別にみると大企業が同7・3ポイント増の3・7、中堅企業は同20・1ポイント減のマイナス16・7、中小企業は同11・1ポイント減のマイナス8・3。
 全産業の先行きを見ると4〜6月期はマイナス2・3、7〜9月期はマイナス1・6となる見通し。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年5月30日発行 No.504

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