商業施設「ＨＡＢ＠」にベーカリー併設カフェ・・・・ウィナーズ

　飲食店経営の�潟Eィナーズ（熊本市南区出仲間８丁目、鋤野貴也社長）は、同市中央区手取本町に４月２５日開業した商業施設「ＨＡＢ＠（ハブアット）」にベーカリー併設のカフェを出店した。
　同施設１階に出店したもので、店名は「flour+water（フラワーアンドウォーター）」。店舗面積は１０２�u、４０席を設ける。同店ではパスタランチ９種類をはじめ、季節のフルーツを使ったパンケーキなどを提供する。平均客単価は１５００円〜２千円。併設するベーカリーでは菓子パンや総菜パンをはじめ２０種類の持ち帰りメニューをそろえる。朝の時間帯はイートインでパンやコーヒーなどのドリンク類を提供する。夜は「ピザ窯があるイタリアンバル」がコンセプトのレストラン「ＤＲＡ７（ドラセブン）」に業態を変更。前菜やピザ、パスタほか、ワインやサワーなど各種ドリンクを用意する。平均客単価は３５００円〜４千円。両店とも�鰍cＲＥＡＭ ＯＮ（東京都、赤塚元気社長）のフランチャイズ店で「flour+water」は西日本初出店、「ＤＲＡ７」は県内初出店。２０〜３０代の女性を主なターゲットにする。営業時間は午前９時〜午後１１時。
　鋤野社長は「朝昼夜で店舗の業態を変更する点が特徴で、カフェは東京・中目黒で連日１００人超の行列ができる人気店。今後は市場規模が拡大しているカフェの多店舗展開を計画しており、『熊本の昼と夜のエンタメをヤバくする』を成長ビジョンに同業界で県内トップシェアの獲得を目指す」と話している。
　ウィナーズは１９８８年創業。グループで居酒屋や串焼き店、イタリア料理店、クラブ、コーヒー店など８店舗を経営するほか、広告代理業も手掛ける。今年３月期の関連会社含めたグループ年商は１１億６千万円。