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阿蘇観光ホテル跡地に地熱発電所・・・・南阿蘇湯の谷地熱

 鞄阿蘇湯の谷地熱(南阿蘇村、山本進社長)は3月3日、同地の阿蘇観光ホテル跡地に地熱発電所を開設した。
 マグマ溜まりの上部にある地熱貯留槽から蒸気と熱水を取り出し、蒸気を気水分離器で1回だけ分離してタービンを回し、発電するシングルフラッシュ方式。売電単価は40円/kWhで、想定年間発電量は約1480万kWh。一般家庭で約3200世帯分の年間使用電力量に相当するという。
 同発電所は2014年ごろから開発に着手。潟tォーカス(東京都、岩瀬仁社長)、潟激mバ(同、木南陽介社長)、デナジーサーマル梶i同、木澤茂社長、丸の内インフラストラクチャー鰍ェ運営するファンドとデナジー鰍ノよる出資会社)の3社が共同出資した。
 山本社長は「2016年の熊本地震で一時的に開発が止まったが、『復興のシンボルに』との地元の声もあり再開。無事オープンすることができた。地熱発電は24時間発電できる純国産のエネルギーで、環境負荷の少なさや安定した発電量が特徴」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年6月30日発行 No.505

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