ひぎんＳＤＧｓ私募債を発行・・・・和久田建設

　総合建設業の和久田建設�梶i八代市迎町２丁目、和久田数臣社長）は２月１７日、肥後銀行が取り扱う「ひぎんＳＤＧｓ私募債」を発行した。発行額は１億円。期間は５年。
　同私募債はSDGsに取り組む企業などを金融面で支援すると共に、同行が一体となってSDGsに基づく地域課題の解決を目指すことを目的に、私募債発行額の０・２％相当額を企業が指定する学校や団体に対して寄付を行い、地域と一体となってSDGs推進に貢献している。
　同社は１８９４（明治２７）年に創業。建築工事や土木工事、宅地分譲など土地、住宅に関する幅広い事業を展開している。SDGsに関する取り組みでは災害時の避難場所として同社のビルを開放するなど、防災、減災に向けた取り組みを行い、熊本県と防災協定を結んでいるほか、地域活性化および健康的な経営の実践として福利厚生施設「ＣＬＵＢ ａｍｅｘ」を運営している。また法令遵守の考え方は、同社のブランドの源泉という考え方のもとに体制を構築し、同社内部の「ブランドブック」などにより全社員へ周知、共有している。現場では廃棄物の分別によりリサイクルに努め、事務部門でも、ゴミの分別、ペーパーレス化の推進により効率的な資源利用を行っている。