経産省の「ＤＸ認定事業者」の認定を取得・・・・ネオホーム

　一戸建て住宅建築、不動産売買・仲介・賃貸の�潟lオホーム（熊本市南区田迎５丁目、田中太一郎社長）は４月１日、経済産業省が定めるＤＸ（デジタルトランスフォーメーション＜変革＞）認定制度に基づく「ＤＸ認定事業者」の認定を取得した。
　同認定制度は、２０２０年５月１５日に施行された「情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律」に基づき、ＤＸに対するビジョン策定や戦略を立てるなどＤＸ推進の準備が整っている事業者を認定するもの。認定期間は２年間で、同社は２５年３月３１日まで。
　同社は昨年１１月、デジタルを活用したさらなる提供価値向上の実現に向けマスタープラン「DX VISION goto 2025」を策定。ＩＴシステムやデジタル技術を活用し、各デジタルチャネルのアクセス数やフォロワー数などの可視化と分析、さらにアフターフォロー専用のプラットフォーム構築などを通した顧客満足度の向上に向けた取り組みを推進。加えて、営業支援システムの導入や各業務システム間の連携拡大、クラウド型業務システムの拡充などによる働きがいのある職場づくりを目指している。目標到達までの進ちょく状況を把握するため、デジタルチャネル経由契約者割合の７０％以上向上（２２年度比）などといった重要業績評価指標を設定している。
　田中社長は「当社は『豊かさの探求』を企業理念に掲げ、家づくりの楽しさと、好みに応じてカスタムできる企画住宅の提供に取り組んでいる。ＤＸを積極的に推進し、お客さまと従業員の『豊かさ』の最大化を図り、社会に貢献していきたい」と話している。