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DX推進による地域活性化などで連携・・・・肥後銀行、崇城大学、SCBラボ

 肥後銀行(笠原慶久頭取)、崇城大学(中山峰男学長)、(一社)SCBラボ(所長=星合隆成・同大情報学部教授)の3者は3月2日、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進による地域活性化や人材育成に向けた連携協定を結んだ。
 地域課題解決に向けたDX推進や地域におけるDX人材の育成、人材育成・交流推進などで連携する。協定に基づき、同行営業店からの地域課題を同大と共有し、課題内容に応じて大学が研究者を選定、同行とラボで地域課題解決への取り組みを進める。具体的には銀行と大学含めた異業種10数者が持つ各データを最先端のICT技術でつなげ、地域の課題解決を目指す実証実験を始める。DX人材の育成では学生と社会人を対象にプログラミング教室の開催、メタバース(仮想空間)関連や動画コンテスト実施など、DXに関する学習機会を提供。3者の連携で相互の人材育成にも取り組む。地域でのDX推進や人材育成に向けては同大や同行、ラボを含めた11者で昨年1月、「DX from KUMAMOTO」を発足。パネルセッションやシンポジウムの開催、セミナーや研修動画による人材育成を実践している。
 同日、同行本店で開いた連携協定の締結式には笠原頭取、中山学長、星合所長ら関係者が出席。笠原頭取が「日本最先端の気持ちで熊本から地域のDXを推進していきたい」、中山学長が「DXの推進が新しい近未来を拓くと期待している」、星合所長が「DX人材の育成や相互のイノベーション創出に向けた実証実験に全力で取り組みたい」と話した。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年6月30日発行 No.505

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