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2月の有効求人倍率は1・45倍・・・・熊本労働局

 熊本労働局が3月31日に発表した23年2月の県内有効求人倍率(季節調整値)は1・45倍で、前月から0・01ポイント上昇した。1・4倍以上の高水準は2カ月連続。全国平均より0・11ポイント高く、沖縄を含む九州8県で最高だった。正社員の有効求人倍率(原数値)は前年同月比0・02ポイント上回り、1・18倍だった。
 有効求人数(季節調整値)は前月比0・8%増の4万174人。新規求人数(原数値)は前年同月比9・3%増の1万4694人となり、2カ月連続で増加した。そのうち一般フルタイム求人(同)は7・7%増加し、8912人。一般パートタイム求人(同)は11・9%増の5782人となった。主要産業別では建設業、運輸業・郵便業、宿泊業・飲食サービス業、医療・福祉、サービス業(他に分類されないもの)で増加した一方、製造業、卸売業・小売業は減少した。人手不足の状況が続く中、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着き、求人数は増加。同局は「求人の増加は今後も続くだろう」と見ている。
 有効求職者数(季節調整値)は前月比0・5%増の2万7740人で2カ月ぶりに増加。新規求職申込件数(原数値)は前年同月比3・4%増の5876人で、そのうち一般フルタイム求人(同)は2・9%増の3649人、一般パートタイム求人(同)は4・2%増の2227人となった。
 期間を設けず雇用されている労働者をあらわす常用求職者(パートを含む)は、在職者・離職者の態様別にみると在職者は前年同月比2・4%減の2027人、離職者は同8・3%減の3338人、無業者は8・2%増の489人となった。また、離職者のうち事業主都合離職者は同5・1%増の598人、自己都合離職者は10・7増の2556人、前職自営業者は同27・2%減増の67人となった。新規常用求職者(パートを含む)全体では同3・9%増の5854人となった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年6月30日発行 No.505

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