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アミュプラザ熊本の売上高は238億円・・・・JR熊本シティ

 JR熊本駅ビルの商業施設を管理・運営する鰍iR熊本シティ(熊本市、西区春日3丁目、山下信二社長)は4月12日、2022年度の「アミュプラザ熊本」の売上高が前年比24%増の238億円、年間入館者数が同28%増の1438万人になったことを明らかにした。
 一日平均入館者数は開館当初からの目標である平日4万人、土日祝6万人に対し、同年度は平日3万4068人、土日祝5万421人となり、目標の約85%に当たる。23年度もこの目標を掲げた。
 入館者数増加の要因としては、新型コロナウイルスの第7波、第8波の流行により低迷する期間もあったが、感染の収束にしたがって日常生活の回復傾向が見られ、人流が増加した。来館動機につながるバレンタイン等のモチベーション商戦の活況や、JQ CARD会員向けの10%割引や駐車場2時間無料施策が功を奏した。さらに、熊本県や熊本市の支援等を活用した消費の喚起に加え、全国旅行支援による観光客を取り込んだことで売り上げを確保した。また、イベントの開催日数を前年の1・5倍に拡充。新たな集客の基盤づくりを着実に推進したことが集客増加につながった。
 商品別の増加率では、お土産76%増、飲食26%増、雑貨22%増、アパレル20%増と、特に観光客・インバウンドの増加によりお土産の分野で大きく売り上げを伸ばしている。
 同社の山下社長は、今期の見通しについて「新型コロナウイルスによる行動制限がない中での営業が見込めるので、より多くのイベントを開きたい。新幹線利用の増加、空港リニューアルやTSMC進出で熊本には大きな伸びしろがある。今月から中国人観光客の増加を見込まれているが、インバウンド対策を早急に行いたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年6月30日発行 No.505

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