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TSMCプラス効果8・1%に・・・・県商工会連合会調べ

 熊本県商工会連合会(熊本市中央区安政町、笠愛一郎会長)は物価高やTSMC進出の影響などについて会員事業所に対して行ったアンケート調査の結果をまとめた。
 県内49商工会の490会員事業所が回答した。調査は3月末時点。TSMC進出で「大きなプラスの影響が出ている」「ややプラスの影響が出ている」との回答は計8・1%。1月の前回調査より0・8ポイント増えた。「マイナスの影響が出ている」は3・7%で1・9ポイント増。「どちらとも言えない」は88・2%だった。
 業種別では、プラスとの回答割合が最も高かったのは宿泊の20・0%。建設12・3%、飲食10・4%と続いた。地域別では、高い順に山鹿・菊池23・5%、阿蘇11・9%、熊本市10・1%。TSMC新工場の周辺地域が目立った。
 事業者からは、プラス面では「作業員の送迎でバスを定期運行」(菊池市)「工事関係者が長期宿泊」(植木町)「阿蘇観光など工事関係者の消費が増加」(阿蘇市)といった声があった。一方、マイナス面は「建設現場の人件費が高く、人がそちらに移った」(富合)「朝夕の渋滞が深刻化」(菊陽町)「渋滞で配送に時間がかかる」(甲佐町)などの声が寄せられた。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年7月30日発行 No.506

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