６月からコスギリゾートのリニューアル工事に着手・・・・阿蘇ハイランド開発

　コスギ不動産ホールディングスグループ・阿蘇ハイランド開発�梶i阿蘇市乙姫、小杉堅太社長）は６月から、複合リゾート施設「コスギリゾート」のリニューアル工事に着手している。
　６月には国道５７号沿いの同施設入口付近に足湯テラスの建設を始めているほか、１０月をめどに、自社ブランドのスイーツなどを提供する「ショコラトリー アソフォレ」を西側のバイキングレストランが入っていた建物（床面積約４００�u）に移設する予定。現在、この建物はバイキングの食材を使った弁当や、阿蘇のイチゴ、雑貨店「ＫＨＯ」（同市内牧）の商品などを販売しており、リニューアル後はスイーツ店と地元の産品を販売するショップとなる。
　さらに年内をめどに、ログハウスとペット同伴ホテルの新設を計画。ペットホテルは他社が保養所として活用していた平屋建て、約２００�uの建物を取得し、４部屋を整備。ログハウスは「ＢＥＳＳ」を運営する�潟Aールシーコア（東京都）とコラボした平屋建てを２棟新築する。総事業費は約３億円。その他、屋外ファイヤーピット（焚火場）の設置なども計画しており、将来的には近隣の土地でのホテル建設や、自然を生かしたアトラクション施設のオープンも想定しているという。
　小杉社長は「私たちが目指すものは『道の駅』のような自然と地元内外から人が集まる観光拠点。そのブランディングに向けて、今後は国内旅行やインバウンドの活発化を見据え、ロゴデザインの一新といったブランディングに注力したい」と話している。
　コスギリゾートはゴルフ場や温泉、宿泊施設、バーベキュー場などを備えた複合リゾート施設。従業員数は約７０人。