着工数は前年同月比３１・４％増の１４９１戸・・・・３月県内新設住宅着工件数

　住宅金融支援機構九州支店（福岡市、竹本清志支店長）が調べた２０２３年３月の熊本県内新設住宅着工件数は、総数で前年同月比３１・４％増の１４９１戸となり４カ月連続で増加した。
　内訳を個別にみると、持家は同１２・４％減の３５３戸で２カ月連続の減少、半面、貸家は同４２・６％増の８０７戸と２カ月連続で増加した。分譲住宅は同７９・７％増の２８４戸と増加に転じた。
　また、全国ベースでは総数が同３・２％減の７万３６９３戸と２カ月連続で減少した。内訳別では持家が同１３・６％減の１万７４８４戸と１６カ月連続して減少、半面、貸家は同０・９％増の３万２５８５戸となり、２５カ月連続の増加、分譲住宅は同０・４％減の２万３０５３戸で２カ月連続で減少した。
　さらに、九州管内は総数が同７・５％増の８２４３戸で４カ月連続の増加だった。内訳別では持家が同８・５％減の２００９戸となり２カ月連続の減少。半面、貸家は同２・２％減の３８４６戸と減少に転じ、分譲住宅は５６・４％増の２３２６戸で増加に転じた。熊本県は２３年３月分では全国平均、九州平均をともに上回った。