今村証券、長野証券との３社でコンソーシアム設立・・・・大熊本証券

　大熊本証券�梶i熊本市中央区下通１丁目、出田信秀社長）は５月１日付で、石川県金沢市の今村証券�梶i今村直喜社長）、長野県長野市の長野証券�梶i山田一隆社長）と連携し、新規上場企業創出促進を目的としたコンソーシアム（共同企業体）を設立した。
　名称は「地方証券会社連携コンソーシアム」。金融業界を取り巻く経営環境が変化し、地方証券会社の新たな役割が問われる中で、同社では、地域社会に貢献する地方証券会社を目指し、より地域経済との関係強化を図ってきたなか、今回、新たな取り組みとして、コンソーシアムを設立し成長戦略支援事業を展開する。
　コンソーアムでは、３社が日々取り組んでいる企業情報収集活動をベースに、それぞれの地域企業の情報をコンソーシアム内で共有し、産学連携や知的財産権活用によるビジネスマッチング支援を促進していく。またこれらを通じて、次世代を担う企業を育成し、地域経済に貢献するとともに、地方から数多くの新規上場企業の輩出につなげ、将来的には引受業務の拡大を目指す。
　また同コンソーシアムの運営事務などの事務局は、一般財団法人地域未来創生機構（石川県野々市市、中黒茂司代表理事）が担う。
　同社では「地方証券会社によるコンソーシアムで情報を共有し、産学連携や知的財産活用によるビジネスマッチング支援などを通して次世代を担う地域の企業を育成し、地域経済に貢献していきたい」と話している。