総事業費１００億円かけ北館完成・・・・熊本総合病院

　独立行政法人地域医療機能推進機構（ＪＣＨＯ）熊本総合病院（八代市通町、島田信也病院長）が建設していた北館が２月末に完成し、３月１日に運営を開始した。総事業費は約１００億円。
　場所は同院敷地内の本館北側駐車場跡地。本館と北館を合わせた建築面積は１万１８５７�uで、増築前から約１・８倍となった。完成した北館は鉄骨造り５階建てで、延べ床面積１万５５０８�u。各科にあった健康管理センターが手狭になり、１フロアに集約するため増設。フロア構成は、１階が駐車場およびエントランスホール、２階が集約した健康管理センターと内視鏡センター、生理機能検査センター、３階が腎センターと人工透析治療室、４階が人間ドック控室と研修室、職員用施設、５階が大ホールと会議室。また、２階と３階に本館との連絡通路を設置している。
　３月２５日に開いた北館竣工（しゅんこう）パーティーで島田病院長は「北館完成に伴い、県南をはじめとする県内医療のますますの充実と発展に貢献していきたい」とあいさつした。
　同院は１９４８年４月設立。病床数は４２０床。職員は約８００人。