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就職決定率は97・5%・・・・熊本大学

 熊本大学(熊本市中央区黒髪、小川久雄学長)の2023年3月卒業者の就職決定率は、医学部を除く学部卒業者が97・5%で、前年に比べ0・5ポイント上昇した。院卒者は97・6%で0・2ポイント減少した。県内の就職者は前年から22人減の310人だった。
 学部卒業者数1679人のうち就職希望者数は960人。決定者数は936人、大学院などへの進学者数は555人だった。また、大学院修了者679人のうち就職希望者は573人で、決定者数は559人だった。決定先を業種別に見ると製造業が前年15人増の110人、金融・保険業が同4人減の38人、医療・福祉が同3人減の144人、教育・学習支援が前年並みの161人、公務員が同29人増の227人と過去最高だった。
 地域別には熊本を除く九州が43%、県内が33%、関東は15%だった。院卒者も含めた企業団体別ではソニーセミコンダクタマニュファクチャリングがトップで48人、JASMに18人、東京エレクトロンに13人、肥後銀行に11人が決定した。その他、旭化成、アステラス製薬、九州電力、KMバイオロジクス、サイバーエージェント、東京海上日動火災保険、TOTO、トヨタ自動車、パナソニック、日立製作所、福岡銀行、本田技研工業、リクルートなど。
 同大就職支援課の日和田伸一専門職員は「法学部学生を中心に公務員就職者数が過去最高になるなど、県内含めた九州地方での就職志向が強い傾向にある。今年も求人が堅調で、学生は落ち着いてリモートでの就職活動に対応し、自分のペースで納得感のある就職活動ができたように感じる。本課では今後も『適切な時期の適切な就職活動』を推進していきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年7月30日発行 No.506

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