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健康や環境などの事業領域で連携協定・・・・熊本大学と大阪のダイセル

 熊本大学(熊本市中央区黒髪2丁目、小川久雄学長)と潟_イセル(大阪府、小河義美社長)は5月8日、健康や環境など4つの事業領域で共同研究や人材育成強化を目的に包括的連携協定を結んだ。
 同大学産業ナノマテリアル研究所と同社は昨年10月に「ワンタイムエナジー共同研究講座」を設置しており、今回の協定は@健康(ヘルスケア)A安全・安心B便利・快適C環境の4つの事業領域における機器、装置、システムなどの研究開発および人材育成などで連携を強化することが狙い。連携内容は同社が持つ、エアバッグなどに活用される「ワンタイムエナジー技術」(ただ一度だけ、瞬時に、確実に、安全に動力を生み出すことができる技術)をはじめとする技術の活用やオープンイノベーションの推進など。共同研究期間は3年間で年間研究費は約1億円。同社が国立大学と連携するのは5例目で、これまでに計10人の社員が同大学との研究に携わっているという。
 同日、同大学で開いた協定調印式で、小川学長が「ダイセルが手掛けるユニークな素材や技術を最大限活用しながら、産学の垣根を越えた新たな価値の共創の実現に向けて取り組んでいきたい」、小河社長が「熊本大学は外部との連携を活発に行っているオープンな大学。産学連携を通して地球規模の課題解決に取り組みたい」とそれぞれあいさつした。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年7月30日発行 No.506

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