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売上高7億6900万円で前期比22・5%増・・・・バンズ

 建築・土木工事、不動産売買・賃貸借などを手掛ける潟oンズ(熊本市東区健軍2丁目、宮ア聖二郎社長)の2023年3月期決算は、売上高が前期比22・5%増の7億6900万円、経常利益は378・1%増の6400万円で増収増益だった。増収は2期連続、増益は4期ぶり。
 完成工事高は、コンビニエンスストアの物件受注が堅調だったほか、RC造賃貸アパートや塾、一戸建て住宅などの一般工事など新規顧客が増加し、約30%増の6億6100万円と売上高をけん引。20年に新規参入したコインランドリー事業は、同市東区内で3店舗を展開しており、認知度の向上などにより前期比約18%増の4700万円を計上、2期連続で売り上げを伸ばした。高森町の太陽光発電所(出力318キロワット)と鳥取県米子市の太陽光発電所(出力556キロワット)の2拠点を核とした発電・売電事業収入は、米子市の発電所が太陽光発電出力抑制の影響を受け、約20%減の2300万円。土地賃貸と不動産収入は、物件数の増加などで約28%増の3800万円となった。24年3月期は、売上高は10億円を超えると予想。建築資材費の高騰やコインランドリー事業への設備投資などを背景に、経常利益は減少する見込み。
 宮ア社長は「物件の受注が好調に推移しており、今期は売上高が10億円を超える見込み。来期以降に向けた営業活動に加え、人材の確保や育成にも力を入れていきたい」と話している。
 同社は13年4月に設立し創業。16年11月現社長就任。19年2月、建設業許可を一般建設業から特定建設業に変更。20年2月に資本金を2200万円から2500万円に増資した。従業員はパートを含め16人。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年8月30日発行 No.507

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