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着工数は前年同月比1・5%増の1251戸・・・・4月県内新設住宅着工件数

 住宅金融支援機構九州支店(福岡市博多区博多駅前3丁目、竹本清志支店長)が調べた2023年4月の熊本県内新設住宅着工件数は、総数で前年同月比1・5%増の1251戸となり5カ月連続で増加した。
 内訳を個別にみると、持家は同16・2%減の321戸で3カ月連続の減少、半面、貸家は同28・3%増の739戸と3カ月連続で増加した。分譲住宅は同32・5%減の185戸と減少に転じた。
 また、全国ベースでは総数が同11・9%減の6万7250戸と3カ月連続で減少した。内訳別では持家が同11・6%減の1万8597戸と17カ月連続して減少、貸家は同2・8%減の2万8685戸となり減少に転じた。分譲住宅は同21・8%減の1万9701戸で3カ月連続で減少した。
 さらに、九州管内は総数が同2・1%減の7194戸で減少に転じた。内訳別では持家が同4・8%減の2051戸となり3カ月連続の減少。半面、貸家は同19・9%増の3807戸と増加に転じ、分譲住宅は34・9%減の1310戸で減少に転じた。熊本県は23年4月分では全国平均、九州平均をともに上回った。

22年度着工数は1万3530戸

 また、同支店が調べた2022年度の熊本県内新設住宅着工件数は、総数で前年度比4・4%増の1万3530戸となり、2期連続で増加した。
 2022年度(22年4月から23年3月)の住宅着工件数の内訳を個別にみると、持ち家は前年度比14・1%減の4846戸で減少に転じ、貸家は18・6%増の5987戸で2期連続で増加した。分譲住宅は20%増の2591戸となり増加に転じた。
 また、全国ベースでは総数が前年度比0・6%減の86万828戸と減少に転じた。内訳別では持ち家が11・8%減の24万8132戸で減少に転じた一方、貸家は5%増の34万7427戸、分譲住宅も4・5%増の25万9549戸でともに2期連続で増加した。
 さらに、九州管内は総数が前年度比0・7%増の8万9831戸で2期連続の増加となった。内訳別では持ち家が11・1%減の2万7547戸で減少に転じた。貸家は7・2%増の3万9226戸、分譲住宅も6%増の2万2370戸となり、貸家、分譲住宅ともに2期連続で増加した。熊本県は全国平均、九州平均をともに上回る結果となった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年8月30日発行 No.507

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