「純米かすてら」売上の一部を熊本市に寄付・・・・ＪＡ熊本経済連

　ＪＡ熊本経済連（熊本市中央区南千反畑町、丁道夫会長）は６月９日、同会の「純米かすてら」の売上の一部を熊本市に寄付した。
　同会では昨年５月、コメの６次化商品として県産米粉１００％を使用したカステラとして約１年間の開発期間を経て「純米かすてら」発売、売上金の一部である３５万円を寄付したもの。寄付金は熊本城災害復旧支援金として使われる。
　贈呈式で大西一史熊本市長は「まずは熊本の人に食べてもらうことで生産者の活力になる。熊本市の農業生産額は政令市で第３位。これからも熊本や全国の人々においしい商品を届けてほしい」、丁会長は「米粉１００％だと膨らみにくく試行錯誤の上で完成した。シンボルでもある熊本城復興に使っていただき、復興への思いを受け取ってほしい。今後も引き続き復興を応援していく」とそれぞれ話している。