キャリア支援プログラムが文科大臣賞受賞・・・・フミダスなど

　若者教育事業の(一社)フミダス（熊本市東区三郎、濱本伸司代表）と北九州市立大学が連携して実施しているキャリア支援プログラムが、キャリアデザインに関する全国大会「キャリアデザインプログラムアワード」で文部科学大臣賞を受賞した。
　同アワードは全国のキャリア支援などのプログラム７７０の中から優れた取り組みを評価するもの。フミダスは２０１５年から北九州市立大学地域創生学群において「チャレンジプログラム」という名称で、学生の起業支援および５カ月間のインターンシッププログラムをコーディネートしており、これまでに学生８０人と３０の法人が参加している。今回は事前学習から振り返りまでを設計し、長期間にわたる学習効果や職業観確立の促進が期待できる点などが評価された。
　濱本代表は「学生の中には本プログラムで学びたいと思い、同学群を志望する人も多くいる。今後も学校と企業をつなぎ、若手世代の成長をサポートしたい」と話す。
　同法人は２０１２年設立。スタッフは５人。主な事業内容は若者のキャリア教育や企業の採用支援。県内では熊本大学、熊本県立大学のほか、矢部高校などでキャリア教育やＰＢＬ（課題解決型学習）のコーディネートを手掛けている。