女性活躍推進が評価され「えるぼし」認定・・・・興農園

　種苗・農業用資材販売の�葛ｻ農園（熊本市北区植木町、田中あや社長）は、女性活躍推進の取り組みが優秀な企業に与えられる「えるぼし」認定を受け、８月２１日に認定式があった。県内１５社目。
　同社は正社員に占める女性の割合が３３％、平均継続勤務年数は女性７・０９年（男性１０・０４年）、時間外労働と休日労働の合計が各月すべて４５時間未満、管理職のうち女性の割合は２２・２％、直近３事業年度でおおむね３０歳以上の女性３人を正社員として採用するなど、５つの評価項目のすべての基準を満たし、３段階目の認定を受けた。８月２１日、熊本市西区春日２丁目の熊本労働局（新田峰雄局長）で交付式があり、新田局長、田中社長らが出席した。
　同認定は２０１６年４月施行の「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」（女性活躍推進法）に基づき、企業が女性の活躍推進の行動計画を策定して届け出を行い、取組実施状況が優良で認定基準を満たした企業に対し、女性の活躍推進企業として厚生労働大臣認定を授与するもの。満たす項目数によって３つの認定段階が決まる。