山都町に有機野菜ＥＣサイト運営などの事業所・・・・中村屋

　�樺�村屋（東京都、中村豪太社長）は９月、山都町に有機野菜ＥＣサイト運営などの事業所を新設した。６月２８日、熊本県庁で、同町と立地協定を締結した。
　同町井無田の空き屋を改装し、オフィスや作業場などを設ける。床面積は８５�u。熊本では主に山都町で栽培される有機野菜のブランド化と販売する事業を行う予定。新規事業「ななころび野菜」を立ち上げ、自社での高糖度ミニトマトの有機栽培や同ミニトマトと同町内で栽培した有機野菜を販売するＥＣサイトの立ち上げ、クラウドファンディングを活用した販売などに取り組むという。また事務所の立ち上げとともに、本社を山都町に移す予定。投資金額は１千万円。新規雇用者数は５人。
　中村社長は「農家が有機野菜を継続的に生産するためには高付加価値化による単価上昇が必要。有機野菜の潜在ニーズ顕在化と購入できる場所の提供で生産者の所得向上などにつなげたい」と話している。