若者採用・育成など評価されユースエール認定取得・・・・トーカイ

　建設業の�潟gーカイ（菊池市泗水町福本、平川正光社長）は、若者の採用・育成に積極的で若者の雇用管理が優良な企業の認定制度「ユースエール認定」を取得、９月１日に認定通知書交付式があった。県内の認定企業は１２社。
　同認定は厚生労働省が「青少年の雇用の促進等に関する法律」（若者雇用促進法）に基づき認定する制度。若者の採用・育成に積極的で、離職率・有給休暇取得実績などが一定の水準を満たし、若者の雇用管理状況が優良な中小企業を認定するもの。同社の従業員は正社員１４人で、平均年齢は４０歳代後半。有給休暇の年平均取得率は６１・６％で年平均１１日。月平均所定外労働時間は１・２１時間で、各種研修や資格取得支援などの人材育成に取り組んでいる。９月１日、熊本市西区春日の熊本労働局で交付式があり、植木洋之熊本労働局職業安定部長、平川社長が出席した。
　平川社長は「建設業界では若手の入社数減少や技術の継承が危惧されており、職場環境の改善を進めた結果、芽が出てきた。認定を機に、雇用・待遇の改善にさらに取り組んでいきたい」と話している。
　同社は１９６５年設立。資本金は３千万円。菊池郡市エリアを中心に、土木・とび・土工・舗装・水道施設・解体工事、産業廃棄物収集・運搬などを行っている。