菊陽町にうなぎのテイクアウト専門店・・・・柳川

　飲食店経営の�許�川（熊本市中央区白山２丁目、仲米起也社長）は８月２２日、菊陽町にうなぎのテイクアウト専門店をオープンした。
　場所は肥後銀行菊陽支店南側。店名は「うなぎの柳川菊陽店」。同社の出店は県内３店舗目。特殊急速冷凍技術により、冷凍時の細胞損傷を最小限に抑えることで、味・食感・香りを閉じ込めることを可能とした商品をテイクアウトで提供する店舗として今回の菊陽店をオープン。フロア面積は１１・５�u。テイクアウト専門だが、店内にはイートインスペースも開設。店内にテーブル席４席、テラスに４席を設ける。
　メニューはうなぎのセイロ蒸し（だし巻き玉子・漬物・タレ付き）が２５００円。ショーケースではセイロミニ（１５００円）、うな丼ミニ（１５００円）、蒲焼き（２８００円）などの冷凍商品を販売する。また店外には２４時間購入できるうなぎの自動販売機を設置する。営業時間は午前１１時〜午後６時半。電話予約も受け付ける。スタッフ数は５人。
　仲米社長は「創業５０年の味を冷凍しても落とさずに提供することは、簡単なことではなかったが、うなぎをより身近な存在にしてもらい、多くの人に元気になってほしい一心で取り組んできた。ＴＳＭＣ進出を機に、台湾を中心に世界中の人が熊本を訪れるので、うなぎを多くの人に口にしてもらい日本文化を感じてもらうとともに、食の面から菊陽町を盛り上げていきたい」と話した。