６億円かけ半導体装置組み立て・検査工場・・・・栄光Ｄ＆Ｃ

　栄光デザイン＆クリエーション�梶i横浜市、出雲秀樹社長）は２０２４年７月、大津町杉水に半導体製品などの検査工場を新設する。投資金額は６億円。１０月１８日、熊本県庁で同町と立地協定を締結した。
　ＪＡＳＭ新工場の約１キロメートル北側６６３８�uの敷地に、建築面積４２９７�uの工場・製品保管倉庫を建設。同社は二輪車や自動車向けのプラスチック加工製品の開発・製造などを手がけている。新型コロナウイルス感染拡大による半導体不足が自社での開発に影響し、危機感を感じたことから半導体の新規事業への参入を決めた。現在福岡の研究開発拠点で従来の射出成形でも使用されているペレット材が使用可能な最新の３Ｄプリンターを導入しており、技術を熟成させた後、熊本工場に随時移管。開発試作から量産体制を確立させる。
　出雲社長は「未来永劫企業を成立させるためのチャレンジ。県の産業振興のためにお力添えをしたい」と話している。