２２年分県内確定申告書提出人員は２８万３３００人・・・・熊本国税局

　熊本国税局（熊本市西区春日２丁目）がまとめた２０２２年分所得税などの確定申告書提出人員は２８万３３００人で、対前年比０・３％（９００人）減少した。
　確定申告書の提出人員のうち、申告納税額がある人は７万９９００人で同１・３％減、所得金額は４４６０億２千万円で同０・４％増、申告納税額は２８９億円で同０・７％増となった。
　また個人事業者の消費税申告件数は１万９千件で同５・１％減、申告納税額は８４億１千万円で同１・９％減だった。
　自宅などからのe‐Taxの利用状況は、自宅からｅ‐Ｔａｘで申告書を提出した人員は、所得税などで１２万５４００人、同１２・１％増加した。

県内新規発生滞納額は６４億５３００万円

　同局がまとめた２０２２年度の県内租税滞納状況で、新規発生滞納額は前年度比１２・４％減の６４億５３００万円だった。
　一方で整理済額は３・６％増の６２億７２００万円、前期からの滞納整理中の繰越額は７４億４１００万円で、同繰越額と新規発生滞納額を合計し、整理済額から引いた時期繰越額は、２・４％増の７６億２２００万円となった。
　主な税目別での新規発生滞納額では相続税が５６・７％増の３億４００万円、源泉所得税が２４・５％減の２億４３００万円、申告所得税が３１・４％減の１０億１５００万円、法人税が１２・４％減の６億５９００万円、消費税が８・１％減の４１億７千万円だった。