大津町に１６０億円かけ半導体関連の２工場・・・・フェローテックＨＤなど

　フェローテックホールディングス（東京都、賀賢漢社長）と２子会社は大津町杉水一の迫に半導体関連の２工場を建設する。投資額は計１６０億円。１０月１３日、熊本県庁で同町と立地協定を締結した。
　同町の杉水公園近隣約４万１千�uに�潟tェローテックマテリアルテクノロジーズ（建築面積５８７１�u、３階建て、延べ床面積１万５４４５�u、投資額１００億円、操業開始２５年１月）の石英製品の製造・販売を行う工場と�潟tェローテックテクノロジーズデベロップメントジャパン（建築面積４５９７�u、２階建て、延べ床面積８０４９�u、投資金額６０億円、操業開始２４年１２月）の半導体および液晶プレート設備精密洗浄業務を行う工場を建てる。新規雇用従業員数１００人〜１５０人を予定。同社は昨年５月に土地造成に関する協定を締結し投資額４７・５億円と発表していたが、新規の土地購入や建設費高騰などで３倍超の投資額に変更した。
　山村丈副社長は「早ければ３年で１００億円の事業規模を目指したい」と話している。
　同ＨＤの今年３月期連結売上高は２１０８億円。主力事業はサーモモジュール、パワー半導体用基板、磁性流体、真空シール、石英製品、セラミックス製品、ＣＶＤ−ＳｉＣ製品、半導体用シリコンウエハーの製造と装置部品洗浄。