トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

31億円かけ半導体関連製品の新棟建設・・・・クラボウ

 倉敷紡績梶iクラボウ、大阪市、藤田晴哉社長)は菊池市の森北工業団地内にある熊本事業所の西側隣接地に、半導体製造装置に使用する高機能樹脂加工品の生産などを行う新棟を建設する。2024年3月着工し、2025年4月操業開始予定。投資金額は約31億円。
 5467uの敷地をすでに取得。新棟は鉄骨造り2階建て、延べ床面積は6829u。同社は半導体製造装置に使用する高機能樹脂加工品の生産・開発を行っている。半導体市場拡大に伴い、今後も継続的な成長が見込まれることから大幅な増床を決めた。従来品に加え、新規加工製品の商品化を見据えたスペースを設け、生産能力と開発体制を現状の2倍以上に増強する。
 同社は昨年8月に同市と立地協定を締結。当初投資額は約20億円、操業開始は24年4月を見込んでいたが、建設資材の高騰と生産性向上のための設計見直しなどを理由に、投資額と操業開始時期を変更した。
 同社は「新棟は『クリーン化』、『自動化、省人化』、『先進技術、新規ビジネス対応』の3つを実現させる設計にした」と話している。
 同社は1888年(明治21)年3月設立。資本金は220億4千万円。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年1月30日発行 No.512

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから