２０億円かけ益城町に半導体関連などの製造工場・・・・スリーダイン

　�潟Xリーダイン（八代市、萩平浩二社長）は２０２５年、益城町に全自動半導体ウエハー洗浄装置などの製造開発工場を建設する。投資金額は土地取得費含め２０億円。１２月５日、同町と立地協定を締結した。
　大津町の「熊本テクニカルセンター」を移す形で、くまもと臨空テクノパーク内に工場を設置する。新工場の敷地は現在の１０倍となる約２万５千�uで平屋建て、建築面積は現在の３・５倍となる約４５００�u。工場内は工業用プラスチック加工場が約１１８０�u、半導体装置関係組立工場が約１５００�u、事務所・その他が約１８２０�u。生産量はプラスチック加工が２０２６年に１・８倍、半導体製造装置が同年に１・５倍、２０３０年には双方２・５倍、売上高は同年に２・５倍に増加する計画。新規雇用者数は３０人で、約５０人体制で稼働開始。３０〜３２年には１００人規模を目指すという。
　萩平社長は「半導体業界、特に製造装置が活況で、またＢＣＰ対策も兼ねて、２０１８年から工場建設を検討してきた。洗浄・乾燥装置の自社開発に注力し、関連企業へ貢献したい」と話している。