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売上高は19%減の198億3700万円・・・・星山商店

 リサイクル、解体工事業の叶ッ山商店(熊本市北区武蔵ヶ丘9丁目、星山一憲社長)の2023年8月期決算は売上高が前期比19%減の198億3700万円、経常利益が同64・4%減の6億2千万円で減収減益だった。当期純利益は77・7%減の1億6900万円。
 減収は2期ぶり、減益は2期連続。県内における解体工事や使用済み自動車の減少で鉄・非鉄といったスクラップの入荷量が減り、主力である金属スクラップの売り上げが落ち込んだ。244億円で過去最高の売上高だった前期からの反動減も影響した。24年8月期は解体工事の受注増とそれに伴う有価物や廃棄物の入荷量増加を見込み、売上高215億円、経常利益10億円で増収増益を目指す。
 星山社長は「有価物や廃棄物の発生量の減少を背景に一部を除き国内のリサイクル業界全体が落ち込んでいる」と説明した上で、今期については「古い重機・車両・設備の入れ替えや更新など必要な投資を確実に実行し、作業効率の向上などを通じた売上増につなげたい。中長期的にはM&Aを含め新たなリサイクル拠点の開設を計画中だ」と話した。
 同社は1971年創業、80年設立。県内に2つの事業部と5つの工場を持つほか、中古トラック展示販売店「トラックテック ホシヤマ」を運営している。関連会社を合わせたグループ社員は約390人。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年3月4日発行 No.513

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