変異株対応の新型コロナワクチン最終治験を開始・・・・ＫＭバイオロジクス

　明治ホールディングス�梶i東京都、川村和夫社長）の医薬品事業会社であるＫＭバイオロジクス（熊本市北区大窪１丁目、永里敏秋社長）とMeiji Seikaファルマ�梶i東京都、小林大吉郎社長）は開発を進めているオミクロン株XBB･1･5対応の新型コロナウイルスワクチンについて、１２月５日に生後６カ月以上１３歳未満の小児を対象にした第�V相臨床試験を開始したことを発表した。
　両社ではウイルスの感染力や毒性をなくして作成する不活化ワクチンによる開発を進めており、２０２４年中の承認申請を目指す。また同試験を含め新型コロナワクチンの開発および生産体制整備は、厚生労働省および国立研究開発法人日本医療研究開発機構（ＡＭＥＤ）からの支援、助成により進めている。
小児向けの第�V相臨床試験については、生後６カ月以上１３歳未満の約５０００例を対象に実施。同社が開発しているワクチンまたはプラセボ（偽薬）を２８日間隔で２回接種し、有効性・安全性を確認する。また希望者にはインフルエンザワクチンを同時接種する。