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オランダに乳代替製品開発拠点開設・・・・DAIZエンジニアリング

 大豆由来の植物肉を開発、販売するDAIZ梶i熊本市中央区南熊本5丁目、河野淳子社長)の関連会社・DAIZエンジニアリング梶i東京都千代田区、落合孝次社長)は1月23日、オランダの食品受託研究機関NIZO Food Research社(以下・NIZO)と協業し、オランダに研究開発拠点を開設した。
 名称は「ヨーロッパ発芽フードテックセンター」。場所はヘルダーラント州エーデのNIZO施設内。同社は大豆が発芽する力で種子を活性化させて機能性と栄養価を引き出すという技術「落合式ハイプレッシャー法」を使った代替卵や代替乳を開発しており、同拠点ではNIZOの専門家と共に種子(豆・麦・ナッツ類)を発芽させ、栄養価や消化吸収率などを分析し、たんぱく質の変化に伴う味、栄養、持続性などの向上とともに、新食品開発とグローバルな食品メーカーへの提案を目指す。今後、現地へのスタッフ配属を進める。
 NIZO(ニゾ)は自社で大規模な実験・研究、生産施設を有し、世界のメーカーの商品開発を受託しているほか、スタートアップ企業への研究施設の貸し出しや支援などを含めた協業を行っている。今回の協業はオランダの企業誘致局と東部オランダ開発公社の支援で実現した。
 DAIZエンジニアリングはDAIZの新製品の研究開発や販路開拓を担う関連会社として今年1月設立。植物性たんぱく質由来の液卵「ミラクルエッグ」などの商品開発や国際連携などを進めている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年3月4日発行 No.513

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