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廃タイヤチップボイラー1号機を納入・・・・三勢

 且O勢(熊本市中央区帯山3丁目、福原浩倫社長)は新規事業である廃タイヤのチップを使用した温水ボイラーの販売を開始。1月に1号機を南小国町のホテルへ納入した。
 同社は昨年から八女市の工場で、廃タイヤを破砕し燃料チップとして使用する温水ボイラーの製造を始めた。タイヤチップは高い発熱量と有害物質排出が少ない特徴を有しており、製紙工場などのボイラーなどですでに活用されているという。同社が運営する「癒しの森ゆ〜かむ」でも試験運営しており、年間の燃料代が重油ボイラーと比べ4分の1ほどに抑えられた。また同ボイラーは省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業の対象に認定されており、購入費用の3分の2が補助される。申請についても同社が行うという。今後は潟TンSプラントという新会社を作り、製造業務を引き継ぐ予定。
 福原社長は「現在施設やビニールハウスなどさまざまな用途で問い合わせを複数いただいている。タイヤチップの価格は安定しており、ランニングコストが大きく抑えられる。今後販売規模の拡大を図りたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年3月28日発行 No.514

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