トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

今秋の全面開業に向け2期工事の建設に着手・・・・熊本国際空港

 熊本国際空港梶i益城町、山川秀明社長)は2月1日、阿蘇くまもと空港の2期工事に着手した。昨年春に開業した新旅客ターミナルビルに続き、旧国際線ターミナルビル跡地一帯を「地域にひらかれたエリア」として整備するもので、今秋の全面開業を予定している。1期工事を合わせた総事業費は195億円。
 「地域にひらかれたエリア」は、旧国際線ターミナルビル跡地に整備を進める「にぎわい広場」(約4千u)、新旅客ターミナルビルと同時期に建設を進めた「商業棟エリア」(約2千u)、仮設ターミナルビルとして運用していた別棟を改築する「観光交流エリア」(約5600u)からなり、「にぎわい広場」には、芝生エリアや各種イベントのための野外イベントスペースなどを整備する。また、今後の路線拡充に向け、搭乗客が航空機に乗り降りするためのコンコース(通路)も約130m延伸する。同2期工事エリアの名称は、「そらよか」に決定した。

「台湾まぜそば」など新たに4店舗が出店

 同商業棟エリアは「そらよかダイニング」と名付け、既にオープンしている「ポーたま」に続き新たに4店舗が出店する。岩手県のブランド肉「門崎熟成肉」の専門店「格之進ハンバーグ」が今春、西日本エリアとしては初出店。今秋までに、台湾で約300店、全世界で400店以上を展開し、無添加の白タピオカが人気のドリンクスタンド「Milksha」、台湾まぜそばの「一流二事」の複合店が日本初出店。熊本馬肉料理専門店「菅乃屋」、レストランチェーンの「ロイヤルホスト」が出店する。
 同社の山川社長は「阿蘇くまもと空港の価値がさらに高まるものと考えている。地域に、そして世界に愛される、訪れる全ての人が楽しめる空港を目指していく」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年4月30日発行 No.515

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから