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12月の有効求人倍率は1・27倍・・・・熊本労働局

 熊本労働局が1月30日に発表した23年12月の県内有効求人倍率(季節調整値)は前月から0・01ポイント上昇し、1・27倍だった。
 有効求人数(同)は前月比1・3%増の3万5968人となり、3カ月ぶりに増加。有効求職者数(同)は前月比0・5%増の2万8378人となり、3カ月ぶりに増加した。正社員の有効求人倍率(原数値)は前年同月を0・05ポイント下回り、1・21倍だった。
 新規求人倍率(原数値)は前年同月を0・22ポイント下回る3・22倍。新規求職申込件数(同)は前年から1・9%増加し、3945人だった。そのうち、一般フルタイムは同3・9%増の2531人、一般パートタイムは同1・6%減の1414人だった。また、新規求人数(同)は同4・8%減少し、1万2689人。そのうち、一般フルタイム求人は同4・3%減の8189人、一般パートタイム求人は同5・7%減の4500人だった。
 新規求人状況を主要産業別に見ると、医療・福祉は前年から増加した一方、建設業、製造業、運輸業・郵便業、卸売業・小売業、宿泊業・飲食サービス業、サービス業(他に分類されないもの)は減少。製造業内では、電子部品・デバイス・電子回路製造業が半導体の減産に伴う求人控えが始まった前年同月から7・8%増加。新工場の稼働により増員する見込みがあり、11カ月ぶりの増加となった。また、食料品製造業も3カ月ぶりに増加。新型コロナウイルスの5類移行後、飲食店の需要増に伴う求人が増加した。
 常用求職者(パートを含む)は在職者・離職者の様態別にみると、在職者は前年同月比4・1%増の1220人、離職者は同1・5%増の2409人、無業者は同2・9減の299人となった。また離職者のうち事業主都合離職者は2・0%減の550人、自己都合離職者は同2・8%増の1719人、前職自営などは22・6%減の41人となった。新規常用求職者(パートを含む)全体では同1・9%増の3928人となった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年4月30日発行 No.515

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