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本社移転して県産栗加工所増設・・・・福田屋

 菓子製造、販売の虚沒c屋(福田聖也社長)は2月1日、熊本市北区植木町豊田の本社を移転した。
 人員増で手狭になったことに加え、県産栗・和栗関連商品の販売好調で加工所増設を目的に移転したもの。場所は県道57号沿い、旧本社道向かいのJA鹿本植木支所北取次店跡地。土地・建物を賃借して内装、外装をリニューアルした。敷地面積2350u、鉄骨造り2階建て、延べ床面積495u。1階が総務部、営業部のオフィス、作業所、会議室など。2階は社長室、休憩室、最大50人収容の会議室などを設けた。また、敷地内には262uの生栗加工所と、302uの資材倉庫を新設。同社主力商品の栗菓子「栗千里」や「栗好き」に使われる栗ペーストの生産を増やす。旧社屋は残し、生産管理部を置いている。総事業費は約1億5千万円。
 福田社長は「当社の商品が全国コンテストで1位を受賞するなど好評で生産量が増えたため、加工スペースが不足し、工場を増設する必要があった。4年後に創業80周年を迎えるにあたり、県内有数の優良企業を目指して経営強化や社員の働きやすい環境づくりにつなげたい」と話している。
 同社は1948年創業、57年設立。従業員数は約70人。「福田屋熊本和栗庵」の屋号で鶴屋百貨店や熊本駅、福岡空港、阿蘇くまもと空港に店舗を出店している。2024年2月期の売上見込みは約10億円。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年4月30日発行 No.515

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