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加工時副産物の再資源化で大東肥料と協定・・・・JA熊本果実連

 JA熊本果実連(熊本市東区小山町、橋本明利会長)は1月16日、八代市の大東肥料梶i中村元信社長)と資源循環協定を結んだ。
 同会では1988(昭和63)年から、果実や野菜を加工した際に発生した残渣(さ)などの副産物が肥料の三大要素といわれる窒素とリン酸を含むことから、固形物として処理した後に有機菌体肥料を製造しており、県内における果樹肥料の原料として使用。農林水産省の「化学肥料低減定着対策事業」として取り上げられている。今回の協定では、同会が製造した菌体有機肥料を果樹肥料の原料として大東肥料に供給、循環型農業のさらなる推進を図る。

山梨県の白州工場新事務所棟が完成

 JA熊本果実連(熊本市東区小山町、橋本明利会長)が建設していた白州工場(山梨県北杜市白州町)新事務所棟と第一工場キュービクル設備が1月に完成した。
 旧事務所が手狭になったことから、業務効率化や環境対応などを目的に建設していたもの。新事務所棟は敷地面積1671u、鉄骨造り2階建て、延べ床面積1642u。1階に工場事務と品質管理・品質保証業務を集約して効率化と連携強化を図っているほか、最新の分析機器などを備えた検査設備(1・2階)、2階に最大100人収容の研修室と食堂を備えている。また、屋上には40キロワットの太陽光発電設備を設置している。総事業費は9億5千万円。
 同日現地で開いた落成式では橋本会長が「9月に70周年を迎えるというタイミングで完成した。CO2削減を目的とした太陽光発電の設置や段差のないバリアフリーなど機能的な作りとなっている。事務所を集約し、迅速かつ的確に業務を進められるようにしたほか、取引先の皆さまと円滑に会議や折衝ができるようアイデアを随所に盛り込んでいる。今後は快適な空間で業務を進められると期待している」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年4月30日発行 No.515

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