輸出は前年同月比１％増・・・・２０２３年の貿易概況

　八代税関支所がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０２３年の貿易概況は輸出が同１％増の４３３億５４００万円、輸入が同１・８％増の１７４３億４４００万円だった。
　輸出は電気機器（同１２・４％減の８１億９５００万円）などが減少したが、一般機械（同１９・５％増の７８億４３００万円）や鉄鋼（１１・９％増の６４億４７００万円）などが増加し全体では２年ぶりの増加だった。輸入は肥料（４９・８％減の５３億２千万円）などが減少したが、元素および化合物（同１９・５％増の１９７億５千万円）や一般機械（同５９・７％増の５９億２３００万円）などが増加し、全体では３年連続の増加だった。
　国別に見ると輸出の上位３カ国は中国（構成比２８・２％）、韓国（同２６・５％）、インドネシア（同８・４％）、輸入はオーストラリア（同３２％）、ブラジル（同１７・７％）、中国（同１１・１％）だった。