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1月〜3月の景気指数はマイナス7・3・・・・九州財務局

 財務省九州財務局の調べによると、熊本県の2024年1月〜3月期景気判断指数(BSI)は前期(23年10月〜12月期)比14・6ポイント減のマイナス7・3で、2期ぶりの「下降」超だった。
 BSIは前期と比較した「上昇」・「下降」・「不変」・「不明」などの変化方向別の回答社数構成比から先行きの経済動向を予測する方法。資本金または基金1千万円以上の法人(電気・ガス・水道、金融業、保険業は1億円以上)を対象に調査を実施。回答企業数は123社(回収率97・6%)。
 業種別に見ると製造業が11・4ポイント減のマイナス11・4で2期ぶりの「下降」超。食料品製造業が産業、量販店向けで需要が増えた一方、電気機械器具製造業では同業他社との関係で価格転嫁できない、自動車・同付属品製造業で一部メーカーの出荷停止の影響などの声があった。
 非製造業が同15・8ポイント減のマイナス5・7で2期ぶりの「下降」超。宿泊飲食サービス業が来店客増などで売り上げ増となった一方、運輸郵便では人件費高騰で利益圧迫などの声があった。
 規模別に見ると、大企業は同15・3ポイント減のマイナス3・8、中堅企業は同17ポイント減のマイナス11・4、中小企業は同13ポイント減のマイナス6・5だった。全産業の先行きは4月〜6月期が8・9、7月〜9月期が1・6となる見通し。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年5月30日発行 No.516

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