輸出が前年同月比５・７％増・・・・１月の貿易概況

　八代税関支所がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０２４年１月の貿易概況は輸出が同５・７％増の２９億８４００万円、輸入が同３１％減の１５２億１千万円だった。
　輸出は金属鉱およびくず（同５５・９％減の２億２８００万円）などが減少したが、一般機械（同５１・１％増の５億７千万円）やそのほかの化学製品（同５５・２％増の３億７３００万円）などが増加したことで全体では２カ月連続の増加だった。
　輸入は輸送用機器（同３８・４倍の３億８７００万円）などが増加したが、石炭（同２６・２％減の８７億４００万円）や穀物および同調製品（同４２・５％減の１５億９３００万円）などが減少したことで全体では４カ月連続の減少だった。
　国別に見ると輸出の上位３カ国は韓国（構成比３０・５％）、中国（同１９％）、インドネシア（同１０・６％）、輸入はアメリカ（同３２・８％）、カナダ（同１７・５％）、ブラジル（同１０・４％）だった。