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4者で災害時連携協定・・・・未来樹など

 葛繻囁麹開発のグループ企業である竃「来樹(熊本市北区植木町、松村美沙都社長)と熊本日産グループ、熊本トヨタグループ、(一社)リーゼル協会(星子桜文代表理事)は4月4日、熊本県庁で災害支援協定を締結した。
 電力が喪失するような大規模災害時に被災地を連携して支援する。未来樹は家庭から出る天ぷら油を精製して製造する高純度バイオディーゼルで発電するEV車(電気自動車)専用移動式急速充電設備「BME Benefit」を開発。1月に発生した能登半島地震では被災した石川県珠洲市に同設備を搬送しており、日産自動車から提供されたEV車3台に充電することで、電気が通っていない避難所などに電気供給を行う支援を現在も行っている。協定式には新永隆一未来樹会長、坂田信治日産プリンス熊本販売且ミ長、井原宏熊本トヨタ自動車且ミ長、星子代表理事、立会人として蒲島郁夫県知事が参加した。
 新永会長は「能登半島地震では搬送してすぐに支援を開始することができなかったことから、災害協定を締結し、災害後即時支援を行える体制が出来ることは意義がある。現在バイオディーゼル製造工場が全国に32カ所あるが、全ての都道府県に工場を作り、地産地消でエネルギーが生み出せる体制を整えたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年6月28日発行 No.517

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