寺尾病院南側に特別養護老人ホーム・・・・寺尾会

　(社福)寺尾会（熊本市北区小糸山町、寺尾幹理事長）は４月１日、同地に特別養護老人ホーム「うえきの郷」を開所した。総事業費は１５億円。
　場所は同会の関連法人が運営する寺尾病院の南側。熊本市から広域型特別養護老人ホームの採択を受け開所したもの。敷地面積は３８３１�u、建物は２階建てで、延べ床面積は３６７６�u。６０室を設け、全室個室ユニットを採用する。１階が居室２０室と定員１８人の地域密着型デイサービス、事務室、医務室、２階が居室４０室。入居条件は要介護認定者で、入居費用は月額１４万円〜。スタッフは３０人。各居室には県内の特老ホームでは初というコニカミノルタ製のＡＩを搭載した最新型見守りシステム「HitomeQ」（ひとめく）を導入、介護スタッフの負担軽減やケアサービスの質向上を図る。施工は光進建設�梶B
　寺尾理事長は「入居者やそのご家族、スタッフをはじめ当法人に関わるすべての方が幸せになる施設づくりを経営理念にしている。開所後は地域と交流する機会を増やしていきたい」と話した。
　同会は「うえきの郷」の運営を目的に２０２２年１２月設立。関連法人に寺尾病院を運営する(医)寺尾会（同地、寺尾敏子理事長）がある。同院の病床数は１３０床。