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行内向け生成AIチャットボットの運用開始・・・・肥後銀行

 肥後銀行(熊本市中央区練兵町、笠原慶久頭取)は4月23日、行内向け生成AIチャットボットの運用を開始した。
 同行は昨年10月からChatGPTを活用した業務効率化・生産性向上を目的とする実証実験を進めており、その結果を生かした行内専用のAIチャットボットを開発した。営業店や本部の行員約400人が対象。営業店から本部などへの銀行業務にかかる事務手続きの問い合わせに利用する。行員が業務について知りたい内容をチャットで質問すると、AIがクラウド上の事務マニュアルなどの内容をもとに関連する出典の内容を要約し回答。出典元のリンクも参照する。同行は今後も生成AI活用が有効な事例を研究し、知見を蓄積するという。

熊本空港にSDGs教育専門テーマパーク

 肥後銀行(熊本市中央区練兵町、笠原慶久頭取)は4月23日の記者会見で、益城町の阿蘇くまもと空港ビジターセンター内にSDGsの教育を専門とするテーマパークを開設することを発表した。10月開設予定。
 同施設は子どもたちへのSDGsを実践的に学べる教育機会の提供や国内外の来場者へ県内企業のSDGsへの取り組みを情報発信することを目的に開設する。施設内では社会科見学旅行生や修学旅行生に向けて@SDGs・カーボンニュートラルA熊本地下水保全B熊本地震を踏まえた防災をテーマにワークショップを実施。またSDGsに取り組む企業の展示も行う。施設での学習後に熊本から九州を周遊するSDGs教育ルートも設計するという。
 笠原頭取は「熊本は全国的に見てもSDGsに対する意識が高く、地域の未来を担う子どもたちに先進的なSDGsを実践的に学べる教育機会を提供したい。県外から人を呼び込み観光振興にも寄与したい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年7月30日発行 No.518

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