台湾学術連盟と国際連携協力の覚書・・・・熊本大など九州の国立大学

　熊本大学（小川久雄学長）など九州沖縄地区の１１の国立大学でつくる「九州沖縄オープンユニバーシティ（ＫＯＯＵ）」は４月２２日、１２大学でつくる台湾学術連盟（ＵＡＡＴ）と国際的な連携協力に関する覚書を交わした。
　福岡市のホテルオークラで開かれた締結式には両プラットホームに所属する各大学の学長らが出席。両者の活動紹介や今後の交流に向けた基調講演、親睦会などがあった。今後は九州・沖縄地区の国立大学が持つ強みを生かしながら、日台の垣根を越えて教育・研究・人材育成などの分野で協力していくことにしている。ＫＯＯＵは九州沖縄の１１国立大学法人が研究力向上などを目的に昨年３月に結成。個別の取り組みでは実現が難しかった抜本的な研究環境の改善などを目指して活動している。