社会的価値向上へ商工中金の融資受ける・・・・阿蘇ハイランド開発

　�潟Rスギ不動産ホールディングス傘下でリゾート施設「コスギリゾート」を運営する阿蘇ハイランド開発�梶i阿蘇市乙姫、小杉堅太社長）は５月２０日、商工中金（熊本支店＝熊本市中央区城東町、堀之内寛人支店長）から運転資金として２億円の融資を受けた。
　借入期間は１５年。資金はコスギリゾートのゴルフコースや宿泊施設、温泉、レストランなどの集客力向上に活用する。同融資は中小企業の持続的成長を支援する機能を持つ融資「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」で、企業活動が社会に与える影響を第三者機関などが評価して融資するもの。融資を受けるうえで両者は共同で阿蘇ハイランド開発の働きやすい職場環境づくりや施設利用者増、CO2排出削減などに取り組む。
　同日、コスギリゾートで堀之内支店長が小杉社長に、第三者からの意見書を手渡した。小杉社長は「多岐にわたる業種を抱える施設運営において、働きやすい環境づくりや新規雇用に役立てたい」と話している。