競馬観戦やグッズ販売の施設を開設・・・・ＪＲＡ

　日本中央競馬会（ＪＲＡ、東京都、吉田正義理事長）は６月１５日、熊本市中央区のサンロード新市街内に大型スクリーンでの観戦やグッズ販売をメインとする施設「VIESTA（ヴィエスタ）熊本」をオープンした。馬券を販売しない施設としては仙台市に続いて全国２カ所目。
　場所はカンデオホテル熊本新市街が入居する複合施設「TERRACE87」１階。床面積は約３３０�u。施設内ではフォトスポットの設置やグッズを販売するフリーエリア、縦２・４ｍ、横１７ｍの大型スクリーンでレース映像や様々なコンテンツを観戦できる無料のリザーブエリア（競馬開催日のみ予約が必要）、上部後方に有料で使用できるリザーブエリア（開催日のみ開設、予約が必要）を配置。飲食物の持ち込みが可能だが、アルコールは禁止。営業時間は午前１１時〜午後６時。営業日は水曜日から日曜日までで、そのほか競馬開催日を除き休館。定員は約６０人。２０歳未満はフリーエリアのみ入場可能。
　競馬に興味が無い、馬券を買ったことがない層、主に２０歳代から３０歳代の世代に魅力を発信し、興味につなげたい考え。熊本での立地の選定理由は「ＪＲＡの施設がない中で総人口が多く、また若い世代の人口が多かったことから出店都市として選定した」という。
　５月１６日に開いた記者会見で清水靖博ＪＲＡプロモーション担当理事は「迫力あるレースや美しい馬の姿を体感できる。どなたでも気軽に立ち寄れ、地域の方にも愛される店舗を運営したい」と話している。