仕事と家庭の両立支援でくるみん認定・・・・エレテック

　電気工事業の�潟Gレテック（熊本市北区弓削６丁目、永野広朗社長）は７月、子育てサポート企業として厚生労働大臣が認定する制度「くるみん認定」を取得した。県内３４社目。
　「くるみん認定」とは次世代育成支援対策推進法（次世代法）に基づいて行動計画を策定し、その実施状況が優良な企業を認定する制度。同社は年次有給休暇の取得状況の改善を目標に、指定有休日を明示した休日カレンダーを全社員に配布したほか、定期的に全社員の年次有休取得率を報告し情報を共有。その結果、年次有休取得率は２０２０年度の６５・９％から２３年度は８１％に改善した。育休取得率は男性職員６６・７％、女性職員１００％を達成し、認定を受けた。
　８月２６日に熊本労働局（金成真一局長）で開かれた認定通知書交付式には金成局長、永野廣勝代表取締役会長、松田良勝総務部長が出席。永野会長は「社員とその家族の幸せを大切にすることが経営目標の１つ。今後も仕事と子育ての両立支援に努めていきたい」とあいさつした。
　同社は１９９３年設立。資本金は２千万円。従業員は４８人。電気工事を中心に、高圧受変電設備・太陽光発電設備・空調設備の工事などを行っている。