メタバースを活用した新事業を開始・・・・トヨオカ地建

　不動産業の�潟gヨオカ地建（八代市海士江町、豊岡宏士社長）は今年春から同市海士江町に「メタバース本部」を開設し、メタバースを活用した新しい事業を開始した。
　メタバースはインターネット上の仮想空間で、利用者はアバターと呼ばれる分身でアクセスし、コミュニケーションや経済活動を行うことができる。同社では同市海士江町の本社近くにメタバース事業に特化した拠点施設として「メタバース本部」（鉄骨造り３階建て、延べ床面積約４３０�u）を新たに開設。現在、メタバース空間に「トヨオカ地建メタバース本部」を開設し、アバターでの来店などに対応している。今後はメタバース空間に建売住宅事業「TASLiE（タスリエ）」のモデルハウスや、メタバース空間でリノベーションを体験できる施設の開設などを計画している。
　同社では「アバターでご来店いただくことで匿名や遠隔地からでも気軽にアクセスできるため新たな顧客開拓にもつなげたい。またリノベーション物件などで再生した物件をバーチャルで表現するなど視覚的にも分かりやすいサービスを提供することで不動産の活性化につなげたい」と話している。