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エージェント型不動産取引の新会社を起業・・・・元肥後銀行勤務の村上さん

 元肥後銀行勤務の村上功時さんは今年2月、熊本市中央区神水1丁目にエージェント型不動産取引の新会社を創業した。初年度の年商目標は700万円。らくだ不動産梶i東京都、大西倫加社長)と業務提携している。営業エリアは熊本市のほか、菊池市、合志市、菊陽町、大津町など。
 村上社長は熊本市中央区新町出身、1978年7月生まれの46歳。濟々黌―熊本大教育学部卒。2002年熊本県庁入庁。07年日本IBMに出向しIBMアジア環境マネジメント部に勤務。08年県庁を退職し、三菱UFJリースや肥後銀行勤務などを経て、今年2月創業した。村上社長は「物件の『囲い込み』をしない、正直なプロフェッショナルに徹し、常にクライアントに寄り添ったエージェント型不動産取引の拡大をけん引していきたい」と話している。
 また、同社は10月14日、ホテル日航熊本で「不動産シンポジウム」を開く。らくだ不動産鰍ニの共催。
 「エージェント型」不動産取引について、参加者への周知を図るとともに、不動産に関する不安を払しょくしようと開催するもので、物件の「囲い込み」につながる可能性がある両手取引の問題点を指摘するとともに、熊本の不動産の将来像に関して専門家の意見を交え、当事者視点で考える機会を提供する。対象は不動産売買を検討中の個人や不動産を保有している個人のほか、不動産仲介会社や金融機関の社員など。
 当日はらくだ不動産顧問でさくら事務所創業者の長嶋修氏が「大激変する不動産市場の未来」と題して基調講演。村上社長が「熊本県の不動産市況」について解説する。また、パネルディスカッションでは、大西社長と山本直彌副社長を交え、「不動産市場に個人はどう対応すべきか」をテーマに討論する。時間は午後2時(1時半受付開始)から4時まで。専用ランディングページのオンライン・フォームから申し込むことができる。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年9月30日発行 No.520

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