菊池市に企業版ふるさと納税活用し寄付・・・・飯塚電機工業

　総合設備工事業の飯塚電機工業�梶i熊本市中央区十禅寺１丁目、松尾修一社長）は企業版ふるさと納税制度を活用し、菊池市（江頭実市長）に寄付金を贈呈した。同市への寄付金贈呈は２回目。
　同市が昨年度に始めた「子育て世代移住支援事業」に充てられる。寄付額は非公表。企業版ふるさと納税は、２０１６（平成２８）年に国が創設した制度。寄付金額の約６割を法人関係税から控除できる。地方公共団体が取り組む地方創生プロジェクトに対して寄付を行う。
　９月９日、菊池市役所であった感謝状贈呈式に松尾社長が出席。江頭市長から感謝状を受けた。松尾社長は「企業版ふるさと納税を活用した寄付事業を今後も継続しながら、地域のインフラ整備の面でも貢献していきたい」と話し、江頭市長は「ＴＳＭＣの菊陽町進出など、さまざまな要因が重なり市の人口の社会増減が増加傾向にある。昨年に続き、市の人口増につなげるため、子育て世代の移住支援に寄付金を活用していく」と述べた。