下硯川町のゴルフ練習場を取得・・・・ソラヒログループ

　発達障がいのある未就学児、小中学・高校生、成人向け支援事業の�潟\ラヒロ（菊陽町津久礼、池田英彦社長）を中核とするソラヒログループは４月、熊本市北区下硯川町１丁目のゴルフ練習場「サンバレーゴルフプラザ」を取得。８月１日にリニューアルオープンした。
　同社は児童発達支援や放課後等デイサービス、自立訓練（生活訓練）・就労移行支援、就労継続支援Ｂ型事業所（以下、Ｂ型事業所）、訪問看護ステーションを、グループ会社で障がい者グループホームなどをそれぞれ運営している。今回、Ｂ型事業所の利用者に就労の場を提供することを目的に、グループ会社の合同会社ＳＲ７（同市中央区新屋敷２丁目、同社長）が同練習場を所有していたサンバレーゴルフプラザ�鰍ｩら取得したもの。今回の取得に伴い、運営はグループ会社の�潟Gミエル（熊本市中央区保田窪１丁目、梅崎建社長）が担い、梅崎社長が支配人に就任した。名称は変更せず、従業員の雇用も継続するほか、週３回ソラヒロのＢ型事業所利用者が清掃業務を行う。今回のリニューアルにあたって、ボール５万球と７７打席すべてのマットを交換したほか、改装も行っている。利用料金は据え置き、設備の充実などを目的に年会費は９月１日付で５，５００円に改定する。
　池田社長は「Ｂ型事業所向けの仕事にはスピードが求められるものが多く、マッチングが難しいという現状があり、働く場が限られている。工賃を得て働く場を作りたいという思いが取得の一番の目的。清掃業務をする中で、スタッフやお客さまからも温かい声をかけてもらい、励みになっている。Ｂ型事業所利用者にとって自立へのステップにつなげたい」と話している。